厳選された木材 京都北山杉の白い木肌だけを利用

京都市北部の山々で丁寧に育てられた北山杉は、磨き丸太として茶室に始まる数寄屋建築の高級建材として利用され、現在に至るまで北山独特の育林方法が受け継がれ、木肌の美しい光沢や年輪の自然な模様を楽しむインテリア建材として活用されています。

このように床柱や長押(なげし)等に利用される北山杉には、表面に節(ふし)がなく他の杉材では不可能なほどの美しい木目と白い木肌を生み出しています。また、年輪が細かく強度がある為に、箸の素材として着目しました。

「ことほぐ」はこの木目の美しさを楽しんでいただけるよう京都北山で育った樹齢30年~40年の北山杉の丸太を利用することで、今までにない白い木肌のお箸が完成しました。

京北銘木生産協同組合との全面協力によって、箸材に適した北山杉を厳選することで、京都らしい軽くて繊細な太さのお箸に仕上げることに成功しました。

西陣創作織物の金銀糸をデザインに活用

昔から西陣織の帯地に用いられていた技術を利用し、金銀糸を織り上げた優美な波文様を特許製法で帯地に用いられる引き箔用の箔にシート加工する西陣老舗織屋との共同開発で、北山杉の白い木肌のお箸を引き立てる金銀糸波文様のシートを開発しました。

すべて手作業なので糸の置き方が微妙に変化することから、一つとして同じ文様が出来ず、このことが「ことほぐ」のデザインの特徴となっています。

安心安全な国産製造

その美しい北山杉の白い木肌をより優美に表現するためにも、細く流れるようなデザインに仕上げたく箸職人と耐久性を考えながら削りだしましたが、丈夫で優美なデザインの箸にたどり着くまでには様々な苦労がありました。しかし、小浜の優秀な箸職人の努力により私たちがイメージしていた白い木肌と流れる金銀糸をデザインとした「ことほぐ」が完成しました。

漆塗シリーズ

※商品の詳細や卸売り価格等のお問合せは、こちらへお願いします。後日担当者から連絡させていただきます。

Copyright © 2008 Kenjin Inc. All rights reserved